最近実家に戻った時、あまりにも暇だった為昔書いていた日記を読み返してみた。
実は小学校の頃から日記をつけていた私。勿論今も書いているが真面目に毎日書いていたのは小学校〜高校ぐらいまで。
その後は何かあったら書く、みたいな感じでちょこちょこつけていた。
いやいや、読み返してみると意外とおもしろくて、この頃の私ってこんな事考えてたんだなー…
なんて色々な発見がある。
小学校の頃は友達と何をした、家族とどこへ行ったなどと日記らしい日記を書いているんだが
中学になると日記というより心に思っている事の吐き出し口のようになってたりする。
内容の3分の1ぐらいを占めるのは恋愛について。『○○先輩が…』『目が合ったが…』etc…。
おいおいその日に何があったんだよ!とつっこみを入れたくなるくらい、好きな人の事ばかり書かれている。
思い返せば、中学時代は口を開けば好きな先輩の話ばかり。
でもそんな毎日は、少女マンガ的に言うとキラキラ輝いていた気がする。
誰かと付き合うというよりも、友達とその話で盛り上がる方が楽しかったな。 青春よのう…。
高校になるとこれまた日記の内容はガラリと変わり、友達関係の事が大半を占めている。
日記には小中と仲の良かった友達から離れ、全く知らない世界へと飛び込み戸惑う私がいた。
友達とうまくいかず悩んでいる時期もあり、読んでいるととても痛々しい。
今考えると、そいつにガツンと言ったれやー!と思うんだが、当時の私は言えずに悩んでいたんだろう。
そして大学、社会人と日記は細々と続き、今に今現在書いている日記に至る。
こうして振り返ると色々な事があったんだなぁとしみじみ思う。
思い出すだけじゃそんな感じはしないのだが、日記を読む事で記憶がより鮮明に引き出される。
そう考えると、日記というものはすごい価値があるものなんじゃ…って思ったり。
当たり前だけど、当時起こった事思った事は、今じゃ書けないもんね。
人生100歳までと考えるとまだ3分の1を過ぎたところだ。
これからも色々な事があると思う。細々とだが、私はこれからも日記を続けていくつもりだ。
そしてまた3の1が過ぎたら読み返してみよう。その時はまた、あの頃はこんな事で悩んでいたのかー
なんて昔の自分に喝を入れるのも少し楽しみだったりする。
あひる