鉄コン筋クリート
前々から気になっていた作品。
私が好きな映画『ピンポン』の原作者、松本大洋の作品だから!
・・・、といっても実は松本大洋のマンガは読んだ事ありません(オイオイ)
『鉄コン筋クリート』
昔の風景が残る不思議な街、宝町に《ネコ》と呼ばれる2人の少年がいる。
人に対し暴力をふるい、街を支配するクロと純粋な心を持つシロ。
2人は宝町を自由に飛び回り、2人だけで生きてきた。
ある日、町を壊し”子供の城”を建てるという計画が持ち上がる。
その計画には、街のヤクザと蛇と呼ばれる男が関わっていた。
蛇は、古いものを排除する為、龍・蝶・虎という怪しげな殺し屋にクロとシロを殺すように命ずる。クロとシロは戦うが、相手は強く、ついにシロが刺されてしまう。
しかし、危ないところを警察に保護され、2人は離ればなれに。
シロを失ったクロは、心の均等がとれなくなり、次第に心の闇にとりつかれてしまう。
鉄コン筋クリートHP
あんまり、書くとおもしろくないので、とりあえずこんな感じで。
この物語、結構気に入りました!
なんて言うんだろう、観て単純におもしろかった〜っていうのではなくて、観た後に、あれはこういう事を意味していたんだろうなっていう、物語に隠された何かがたくさんあるから。多分、観れば観るほど、深い作品なんだと思う。
それが、現代の私達を反映している感じがした。
何か、前にもそんな事言っていた気がするな。え〜と確かあれは、『ゲド戦記』だったかな。
↓こっから先は、私の勝手な感想&解釈です。