不思議な話は大好きだけど、不思議な体験とは無縁だった私。
だからこそ、今回のことは本当に凄いと感じた。
朝方、夢を見た。
現在入院中のおばあちゃんがでかけるのを見送ろうとしている私。
神社の階段の様な長い階段を一緒に降り、どこかの家に入った。
そこは古い駄菓子屋の様で丸椅子がおいてあり、私とおばあちゃんはそこに向かい合わせに座る。
「おばあちゃん若くなったね。」
と私が言う。
おばあちゃんは私が子供の頃の時の姿ですごく若返っていた。
「これから行くところは大変なの?」(少し記憶が曖昧)
と私。
「辛いところじゃないよ。」
「おみやげは向こうで食べるよ。」
とおばあちゃんは持ってきた紙袋を見て言った。
「背中を貸して。」(少し記憶が曖昧)
突然おばあちゃんがそう言い、私はおばあちゃんに背中を向ける。
まるで何かパワーを注いでくれているようにおばあちゃんは私の背中を触る。(なでていてくれたかもしれない)
そこで夢が覚めた。
96歳のおばあちゃんがもう長くない事を知っていたので、もしかしたら•••と思い涙が溢れてきた。
少しして落ち着いて家に電話をしたら特に病院からの電話がないとのこと。
これはただの夢だったのかも。
そう思っていたら翌日の朝、夢を見たのと大体同じ時間。
親戚のおばさんからの電話でおばあちゃんが危篤であると知らされた。
やっぱりおばあちゃんは最後に会いにきてくれたんだ。
こんなことってあるんだろうか?
自分でも信じられないけれど、夢枕にたつということは本当にあるんだ。
おばあちゃんにパワーを注いでもらった。
だから頑張らなきゃな、色々と。